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えたのーる・エタノール

エチルアルコール。お酒の中にも含まれている。100%の純度のものは消毒用として使われる。理系の研究室では頻繁に見受けられる。飲用ではなく、清掃用で使っているのだ。エタノールを染み込ませた紙でふき取ることによって、精密な実験機器をきれいにしている。こんな用途で使うのにも関わらず、酒税がかかるので買うと高い。よって、似たような性質を持つメタノール(メチルアルコール)で代用することもある。こちらは飲めないというか飲んだら目がつぶれて死んでしまうので、税金はかからず安い。

トウモロコシやサトウキビなどのバイオマス(資源としての生物)を用いて得られるアルコールであるバイオエタノールは、化石燃料に代わるエネルギー源として期待されている。バイオマスに含まれる糖分のうちのグルコースを、出芽酵母の働きにより発酵させてアルコールを得るという仕組みである。

真核生物というドメインの中の菌界に属する出芽酵母の解糖系は、エムデン-マイヤーホフ経路である。EM回路では、ATP2分子を消費して、グルコース1分子をピルビン酸1分子へ異化するとともに、ATP2分子とNADH2分子を生成する。ここで得られたピルビン酸を、二酸化炭素とアセトアルデヒドへと変化させ、そのアセトアルデヒドを還元してエチルアルコールを合成するのが、アルコール発酵である。アルコール発酵は、ビールやパンの製造に用いられている。